第39回東京都臨床細胞学会総会、学術集会開催にあたって
第39回東京都臨床細胞学会総会、学術集会を10月10日に東京女子医科大学弥生記念講堂で開催させていただけることとなりました。例年は夏の暑い時期での開催ですが、本年は東京オリンピックの開催に合わせ、10月開催といたしました。しかし2019年末中国で発生したCOVID- 19により感染が世界規模で拡大する中、日本もいまだ収束の見通しの立っていない現状であり、東京オリンピックは1年延期となりまた日本臨床細胞学会をはじめ多くの学会がWeb開催で実施されているのが現状です。しかし、東京都臨床細胞学会は比較的少人数の学会でありまた学会員の個人の繋がりが深い学会でもあります。今回十分な措置を講じ、時間を短縮しての開催を決意いたしました。具体的には
入場者の検温と手指の消毒
入場者のマスクの着用
各入場者の間隔の十分な確保
プログラムの短縮による休憩時間の省略を行って実施いたします。
特別公演には本学生命先端医科学研究所の大和雅之先生に再生医学に関しての御講演をお願いしております。またスライドカンファレンスは通常より演題数を絞り実施いたします。
大変、省略されたプログラムであり、また参加される先生方には何かとご不便をおかけいたしますが、Web開催とは違ったライブ感覚が学会、学術集会には必要と私が考えております。参加される先生方の活発なご討論をよろしくお願い申し上げます。
2020年8月
東京臨床細胞学会会長
東京女子医科大学 病理学
病態神経科学分野
澤田 達男