平素より会員の皆様には本学会の運営に際し、大変お世話になっております。
改めて厚く御礼申し上げます。
令和3・4年度の会長を拝命いたしました、山下 博と申します。
本学会も九島会長がNPO法人として日本臨床細胞学会東京支部から独立した組織としてスタートしてから早5年が経過いたしました。
諸先輩方が築いてこられた東京都臨床細胞学会をさらに活性化し、次の世代に繋げていくことが私の役割であると考えております。
子宮頸癌検診から始まった細胞診も現在様々な臓器における診断ツールとして用いられておりますが、一方でHPV検査などに代表されるように新たな医療技術を用いた診断法も日進月歩と言えます。人々の福祉に貢献する為に細胞診が担うべき役割を改めて見直す時期に来ていると考えられます。この点を踏まえて会員の皆様のためになるように本会の運営に尽力したいと考えておりますので、是非とも会員の皆様のご理解とご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
東京都臨床細胞学会
会長 山下 博